中日本ハイウェイ・パトロール名古屋株式会社

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高速道路の安全を守る交通管理隊に「高視認性安全服(新制服)」を導入!

NEXCO中日本グループの中日本ハイウェイ・パトロール名古屋株式会社(名古屋市、代表取締役社長・村上俊輔)は、
高速道路上で路上作業を実施する交通管理隊員の制服について、安全性を高めることを目的として、
JIS T 8127のクラス最高のクラス3を凌駕する「高視認性安全服(新制服)」を、2025年3月25日から順次導入します。
これにより、通行車両からの視認性を向上させ、通行車両との接触事故や危険リスクの低減を図り、
お客さまと交通管理隊のさらなる安全性向上につなげます。

① 高視認性安全服とは(2015年10月、高視認性安全服のJIS規格が制定)
JIS規格にもとづき、作業環境の危険レベルで高視認性素材の使用面積が定められています。高視認性素材として、蛍光色の生地と再帰性反射材を使用し、昼夜問わず視認性を向上させ、着用者の存在をいち早く認知させ、安全を確保できるように設計されています。

②導入の背景
NEXCO中日本グループでは、2019年10月に発生した殉職事故を受け、事故防止対策として、高視認性安全服の導入を順次進めており、当社においても路上作業中における事故の発生が増加傾向であることから、導入を決定したものです。

③新制服の特徴(新旧のちがい)
新制服は、全社員から視認性・通気性・収納・着心地・デザインなどの要望を集め、試作品の改良を重ね決定したものです。現行は青色制服で安全チョッキや脚絆(きゃはん)を着用していますが、新制服は帯状の再帰性反射材や蛍光生地を使用しており、安全チョッキや脚絆は不要となります。また、夏用の新制服にはメッシュ生地を多く使用しており、夏場の炎天下で路上作業する交通管理隊員の熱中症対策も取り入れています。

 

<安全性向上を図った高視認性安全服>

 

<旧制服>